GO! GO! 7188<ゴーゴーナナイチハチハチ>
パンク ! !  ロック ! ! そして和 ! ! なガールズバンド(Dr.は男性)。



  『魚たく』
 聴きやすくポップ、かつかっこよい。
 ボーカルの声質は椎名林檎と近いような気がするけど、巻舌じゃないぶん可愛い感じ。
 曲も歌詞も好き。


  『鬣-たてがみ-』
 前作の比じゃないくらい、ギターもベースもゴリゴリ ! !  ブリブリ ! !
 上手い演奏ではないけど(歌は上手)、音はとにかく容赦なっしんぐ。
 濃いーので好き嫌いの別れる1枚やもですが、「浮舟」 とか、断然かっこよいのです。
 LIVEに行けなかったことが悔まれます。






 P l a s t i c T r e e<プラスティック トゥリー>
限りなくUK寄り。
しかし音楽性は幅広く(節操が無いともいう)、
ちょっとないセンスで曲を作る人達。
定評ある演奏力 + 凝ったサウンドメイク。
その仕事っぷりは見逃せません。






  『奇妙な果実』    -indies-  
 インディの初音源からして完成度の高いミニアルバム。
 ここから既に確立された感があって、何だか凄い。
 曲から音からアンサンブルから、この頃から文句なくかっこよい。


  『リラの樹』+「エンジェルダスト」+「Sick」    -indies-  96.09.25 
 このマキシなしには語れない、プラ・ワールド。
 いつか冬の雨の夜に 「Sick」 を聴いたことがあります。
 田舎の夜の土手は人なんか誰もいなくて明かりも街灯しかなくて、
 傘を打つ雨の音がゆるゆる流れる憂鬱な歌と混ざり合って溶け合ったあれは一つの甘い
 世界でした。
 (雨降りの夜にそんな所で何やってたのかというと偶々人を待ってただけなのですが、
 それを目撃した通りすがりのドライバーはちょっと怖かっただろうな)


  『Hide and Seek』    -1st.-  97.07.10 
 全体に無機的な音質。
 シャリシャリしたガラスみたいなギター(「割れた窓」 のエッジ感は堪らない)と、
 なんだかやる気なさげな細いボーカルと、  ゴリゴリのベースのバランスが素敵で、
 単純なかっこよさでいったらこれが一番かも、というくらいかっこいい。
 メンバー曰く、ポジパン だそうです。


  『Puppet Show』    -2nd.-  98.08.26 
 前作から一転して、ボルテージの高い一枚。
 深い霧みたいなぶ厚い音の壁。 重さに蝕まれる。
 「May Day」「リセット」「3月5日 。」 がパンクでグラインドで、
 メタ・ヘヴィ。
 良い曲も増えて、心臓にジクジクくる。
 メンバー曰く、パンク だそうです。
 歌詞の文学性が格段に上がったのもここからで。

 夏の日のボクらは
 淡い光の希望の中に
 ずっと置き去りだった
 憂鬱を溶かして歩いていた



  『トレモロ』+「パノラマ」+「祈り(原曲:TURN!TURN!TURN!)」+「月世界」   99.03.10 
 4曲ともスライド尽くしのベースが渋い。 太い。
 ギターはキラ*キラ*ブライトでギュワギュワ。
 UKチック(というかそれ以上--!!)な音とカラミに、かなりやられます。
 もう脳ミソが捩じれそう。
 Vo.のさじ加減も巧みで、薄い氷か羽毛のような危うい儚い囁き。
 ジャケットや中身の意匠も、ファンタジックでレトロでシック。 好みです。
 プラらしい幻想的な浮遊感にとおくへさらわれてしまうので、
 よいこはおやすみまえにききましょう。


  『Sink』+「エンゼルフィッシュ」+「Sink-Instrumental-」   99.08.25 
 「Sink」のシングルテイクはギターが唸る、唸る、唸る! このエモさ加減。
 「エンゼルフィッシュ」は、何だろうなこれ。
 このフワフワポワポワキャラキャラした、わけのわかんない感触……言い表せない。
 何でこんな変なものが作れるんだろう、この人達。 プラってやっぱり…。
 しかも仕立てが良いのでしっかり聴かせてくれます。
 とにかく、 僕は魚になって 群青の空ゆらり 深く潜って 光の中泳いでいく
 そんな夏の日の歌です。 たまにむしょうに聴きたくなる。
 2曲とも特にギターが聴き所なのはもちろん、アンサンブルや地味ーなベースの音も乙
 です。 丸っこくてウォームで、リーダーの朗らかさが満開。
 3曲目のインストは、カラオケとして唄うもよし(うっかり声を張らないように)、
 じっくり演奏を聴くもよし。


    『Parade』   -3rd.-  00.08.23 
 弦や全体のアンサンブルが、「極み?」 というくらいかっこいい。
 聴けば聴く程、こいつはやばい1枚です。もしや最高傑作...!?
 全体的な音圧はわりと普通でHR的だけど、ギターはズビズバギュワギュワいってるし、
 所々、「少女狂想」「bloom」 なんかは半音〜1音下げと思われる重さで。
 「スライド.」「少女-」「睡眠薬」 なんかはもう・・・心臓がネジれそぅ。
 「空白の日」 のライブ演奏はよかったです。
 アキラくんのギターはなんであんなに魂こもってるんだろ。
 なんであんなすごいソロが弾けるんだろ。
 メンバー曰く、ロック だそうです。


  『プラネタリウム』+「エンジェルダスト」+「液体」   01.02.07 
 単純なルート音とグリスだけで奥行きを演出したり、
 1か所だけ下がっていくベースラインが小憎い 「プラネタリウム」
 ハードさを増した 「エンジェルダスト」
 そして歪みをかけたシンセサウンドでほとんどアドリブ的なラインをウニョウニョ弾く
 ベースと、眩暈を誘うよな旋律でひたすらアルペジオを奏でるギタの、「液体」
 間奏のノイズがまた効果的で。 ふつうこんな曲って 。
 シュールでアレゴリカルな歌詞は 『 cell .』「 針槐 」と重ねてみるとその深海の
 よな意味がエンボスみたいに浮き上がってくる。


  『散リユク僕ラ』+「ギチギチ」+「プラットホーム」   01.11.14 
 ファン必携のこのマキシは、プラ入門編としても多くの人に聴いてもらいたい良質な1枚。
 シングルテイクの 「散リ僕」はさり気なくアコースティクな要素が盛られ、
 「ギチギチ」の歌詞は素敵にシニカルで、曲も素敵にマニアックで。
 でこれはライブだとひたすら楽しいのに、部屋で聴くとなんか良い曲で。
 それぞれに凝った仕上がりが楽しめて、それでもって3曲とも妙にせつない。
 歌詞をみると、有村さんの意識はここから何かが変わったように思う。


  『Cut』   01.03.27 
 全曲リテイクの初期ベスト。
 「サイコガーデン」のテクノアレンジがふるっています。
 「痛い青」の微妙なベースアレンジやギターは必聴。 本場UKよりUKなくらいUKだあぁ。
 「twice」の音がまた素敵。
 でもライブのアレンジになってるのは嬉しいんだけど、
 その他の曲は、ミックス(?)的にはどんなものですかこれって...??


  『トロイメライ』   -4th.-  02.9.21 
 新体制での第一弾。
 前のり気味の鋭いドラミングで、全体の音と演奏もハイパータイトになる。
 そしてマニアクな音に唸る。
 ギターはバッキングリフを重ねまくり(「懺悔-のメインリフでは60本重ねたらしい)、
 「プラットホーム」 のベースはビビらせてあります。
 でリッケンバッカのウォームなベースに、ギターとドラムは冬の湖の底みたいな音で。
 「蒼い鳥」「ガーベラ」 は、音が違うだけで、シングルテイクとはぜんぜん別物に。
 「理科室」 は衝撃でした。この1曲にプラがまるごとつまったみたいな。
 100%プラエキス。
 「理科室」もそうですが、プラは詩旋律とベースのからみも絶妙なのです。
 こういうの作って欲しかったと思った、濃い渋い一枚。 かなり好き。


  『バカになったのに』+「もしもピアノが弾けたなら」   03.5.21 
 両面カヴァー。 リバイバルブームに乗っかったとは思ったけど、
 「実は事務所のほうから話が」というリーダーの率直なコメントもあったし、
 まったくよい出来なのでもんくとかない。
 「バカ-」は原曲を聴けないままなのですが、
 ベースはブリッブリいってるし、ムフフな仕上がりです。
 「もしも-」は、曲に入ったとたんもう、きーたー! と。
 やばいくらいに電圧バリバリで、
 もとのひと(西田さん)が泡を吹きそうな仕上がりです。


  『シロクロニクル』   -5th.-  03.10.22 
 プラ史上最高にポップでキャッチィな曲達。 音はゴリゴリ、ブリブリ、バリバリ。
 『バカ-/もしも-』から引き続き、強力にドスの効いたベースはやばいくらいソリッドで、
 おそろしく気合いの入ったピッキングが目に浮かぶようです。
 かなりぎゅー! とときめいてしまう、この音。
 ドラムとギターの意外な変化には吃驚。 でも 「バリア」 のギターは中山さんらしい。
 相変わらず痛いくらいエッジなカッティングと、
 またそれをひき立てるベースの渋さに惚れ直す。
 歌メロと微妙にズレたリズムにもしびれます。
 上物を除いたベースの部分は、たしか全員で、スタジオにてほぼ一発録りしたのだそう。
 演奏、音ともに、アブラの乗りきった プラスティック トゥリー です。


  『雪蛍』+「白い足跡」+「冬の海は遊泳禁止で」   04.1.21 
 「冬」がテーマのマキシ。
 「雪蛍」 は有村さんの作曲。 別に新しくもないしそんないう程でもー、
 と思ってたけど、後からきた。
 どことなくスピッツの「スターゲイザー」を思わせる歌メロと
 ベースの裏メロの良さが光る。
 そしてやっぱりギターはキラキラ、シャラシャラ、繊細でブリリアント。
 こういう曲はあっても、こういうツボな音でそれをやってくれるバンドはそうないです。
 歌詞は冒頭とサビにプロのワザを見る。
 2、3曲目はそれぞれリーダー、ナカヤマさんの作曲。
 ただ何というか、全体にアプローチが一般的というか円熟というか老境というか…
 この先大丈夫なのかと、ちょっと心配になったりもする。
 3.の乾いた感じの音やギターソロや、端々のセンスはさすがと思うけど。 けど。


  『春咲センチメンタル』+「本日は晴天なり」   04.3.10 
 「春咲-」 は普通に良い曲だけど、あくまで普通。
 でもそんな普通の曲も、プラにかかるとちょっときらきらして見えるから不思議。
 カップリングは何か懐かしいな、「散リ僕」を思い出すな、
 音が似てるのかなと思っていたけど、
 どうも「プラットホーム」とコードが似ているらしい ?
 と思って比べてみたら、コードというよりストロークパターンが同じでした。
 それより私はTRのOPのNew Orderぽいと思ったのですが(やっぱUK)、
 どっちでもいいですね、はぃ。
 そのギターも、ベースとドラムの小気味良いリズムも、心地よくてわりと好き。
 プラっぽいと思う。


  『cell.』   -6th.-  04.8.25 


  『讃美歌』+「光合成」+「讃美歌」PV   05.5.11 
 有村さん作詞作曲の「讃美歌」は、
 歌詞とメロディがかなりテンポよく、綺麗に曲にはまってます。
 「もともと曲先行なので」ということですが、
 この曲じゃなくてプラがそうなのでということなのか。
 「散リ僕」+「スライド.」といった感じで、好みです。
 いかにもらしいザクザクした音で軽快に刻むギターは、
 けっこう賑やかに何本か重ねてあるけど、
 高音パートはもうちょっと押さえてあったらより好みかも。
 ベースは無難な音で、でも何気なく練った感のある渋い動きが仕事人。
 「光合成」 は中山さん作曲、リーダー作詞。
 詞にきゅんとする、とかいう個人的なことは置いといて、
 こっちは直前に決まったということで、
 カップリングならもっと遊べただろうにわりと正統派?
 雰囲気としては「サンデー」的な、淡々とした...
 というか淡々としすぎて、ある意味マニアックかも。 つまりよくわかりません。
 ベースはこっちのほうが芯があって、『cell.』な音です。


  『名前のない花』+「パラノイア」   05.10.12 


  『Ghost』+「水彩」   05.11.16 


  『空中ブランコ』+「月の光をたよりに」   05.12.16 


  『ナミダドロップ』+「六月の雨」   06.5.10 


  『シャンデリア』   -7th.-  06.6.28 
 ギターがベッタベッタのハードロック(ロック)です(UKはどこに…)。
 (速弾きなんかのハードロックギター大好きな人にはとてもおすすめ)
 アルバム用の新曲は7曲だけど、ほとんどが曲的にもけっこうベタかなぁと。
 1.の「ヘイト・レッド、ディップ・イット」と12.の「ラストワルツ」以外は、
 これといって感想らしきものだったりもなく。
 「名前のない花」〜「空中ブランコ」までの3連続シングルと、
 「ナミダドロップ」がカップリングも含めて外れなしのクオリティだったので、
 コアファン以外はシングルで充分な気もしますが、何だかんだでスルメな気も。
 「ヘイト・レッド、-」はKORNみたいなヘヴィロックで、
 サビの音の混ざり具合が「空中ブランコ」のそれと似ていて、
 ちょっとカオスでヘヴィで、これがけっこう素敵。
 「ラストワルツ」は、主にピアノとベースのブルージーな曲。
 ギターは入ってないけど、こういう曲調でのドラム+ベースの演奏はプラでは珍しく、
 特にドラムは聴きかもしれません。
 有村さんの歌も女性ボーカルのシャンソンみたいにアンニュイ。
 「シャンデリアは栄華と没落のイメージ」という有村さん、
 「特に没落の方、「斜陽」みたいな」とか。
 そんなシャンデリアのイメージにピッタリな、最後のワルツ。
 悠久の時間を漂うような、ノスタルジックでアンティークな雰囲気の曲です。
 通常盤に収録のボーナストラック「六月の雨」(-雨降りmix-)は、
 オフィシャルのバックで流れているあの癒しフレーズの入ったmixです。  





 LUNA SEA<ルナシー>
X に次いでヴィジュアルシーンの地盤を築いた人達。
後のロックシーンの実力派。



  『LUNA SEA』   -indies-  91.04.21 
 フェイバリットバンドの初音源は外せません。
 「FATE」「BLUE TRANSPARENCY 限りなく 透明に 近い ブルー」
 「THE SLAIN」「MOON」「PRECIOUS...」

 本作だったりJだったりリーダーだったりサティだったり。
 どうも何か自分はパンクな感性が好きみたいです。  


  『IMAGE』   -1st.-  92.05.21 
 2番目に手にした音源。
 これがメジャー作品ですかという、私好みな音世界。
 繊細なギター+ヘヴィネスベース+疾走するドラムス。
 そしてまだ後期みたいに裏声を濫用してはないのだけれども、
 どこか透明なボーカル+深遠な歌詞。
 「Dejavu」「WALL」「Image」「IMITATION」「VAMPIRE'S TALK」
 「IN MIND」「WISH」

 ジャケットの曇天に象徴されたような、モノトーンな質感が心地よくて、
 何気に一番好きなアルバムだったりします。
 ただこの頃の曲は特にどうしようもなくベースにばっかし耳がいってしまって、
 当時からほんとにベースばかり聴いてました。
 このJとかいう人のおかげで四弦にはまる。
 とにかく野太くて甘い芯のある音とか、変てこなラインとか、激しくツボなのです。


   『EDEN』   -2nd.-  93.04.21 
 ラジオにて、「BELIEVE」で初めてルナシーの曲に触れる。
 出逢いでした。 目覚めでした。
 洗礼を受けました。 ヴィジュアル系、いやロック、いや音楽のパブテスマを。
 (ラジオだから顔が見えなくて、
 当時 X「WEEK END」もラジオで聞いてかっこいい洋楽バンドだな〜とか…)
 劇的な展開がストレートにかっこいい「JESUS」「ANUBIS」
 UK的なギターが甘美な「LASTLY」
 よりポップな「IN MY DREAM」「STAY」と、バリエーションと勢いに富んだ楽曲達。


  『MOTHER』   -3rd.-  94.10.26 
 「ROSIER」「FAKE」「TRUE BLUE」
 中期。 新生ルナシー。
 当初は何でか生理的に受け付けなかった、この音と曲。
 どうにも退屈で飽きのくるアルバムで、ずっとお蔵入りだったりします。
 たぶんパンクな初期から、あんまり急に上質でまともなロックになったものだから。
 出世作だけど、やっぱり今聴いても、普通すぎて退屈だったりするのです。
 ロージアはかっこいいんだけどなぁ。


  『STYLE』   -?th.-  96.04.22 
 「HURT」「LUV U」「FOREVER & EVER」「END OF SORROW」
 「DESIRE」「SELVES」

 活動休止前のアルバム。
 一粒々々はけっこういいのに、
 全体としては、ダークサイドに偏ってる割に何かもうひとつ芯がないという、問題作?
 所々、「HURT」のザラザラしたギターなんかもかなりかっこいいんだけど、
 ベースがやっぱりもう、何このしと!と。
 プレイスタイルが変わって、スライドを多用したフレーズが出てきたり、
 とにかくブィブィウニウニいってるんですとにかく。
 「DESIRE」が凄い。
 16分+凄いスライドの連続技で、とにかくウニウニウニウニブィブィいってるのが渋い。


  『SHINE』   -?th.-  98.07.23 
 「STORM」「SHINE」「I for You」「ANOTHER」「MILLENNIUM」
 後期、活動再開後の第一弾。
 演奏力と完成度を格段に増した、さらなる新生ルナシー。
 よく作り込まれてて、けっこう凝った仕事ぶりです。
 たぶん誰が聴いても頷くような、アルバムとしてとてもバランスのよい一枚。
 出来すぎなくらい出来てる分、ちょっと長いのが難といえば難かも、というくらい。


  『LUNACY』   -last-  00.07.12 
 「gravity」「KISS」「4:00AM」「VIRGIN MARY」「a Vision」「FEEL」
 最後に見事な集大成をおさめた「ルナシー」。
 最高の一体感と完成度。 良いラストアルバムです。
 ベースはこれもうほんとやばい。 泣く。 何だこれ。



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